日記

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【サラリーマンの「椅子」と「肩書き」】

今日のNHKサラメシは、「オンラインランチ会」である。
番組の中で、「椅子」に一番困ったという話を聞いて、私は
会社の机と椅子のことを思い出した。

前職の会社では、部長、次長、課長、係長、一般社員用に
机と椅子の規格が異なっていた。毎年7月1日の役職者の
異動の日には、いらなくなった机と椅子を返却し、新たに
必要となる役職者用の机と椅子を返却されたものの中から
綺麗なのを選んでくるという作業が行われていた。

私は課長職だったが、二つの子会社へ総務部長あるいは経
理部長として出向した。 いずれの会社でも、前任者は
係長OBだった。前任者は、引き継ぎをしながら「係長に
逆戻りしたと思って仕事をせないかん。」と、言った。

そして、いずれの会社でも、後任者は現役の次長職だった。
後任者は、引き継ぎの時に「言うとくけど、お前みたいに
鉛筆を持ってする仕事は一切せんからな。」と、言った。
社長からは、電鉄から次長用の机と椅子をもらってこいと
言われた。

3番目の子会社へ出向したとき、今度は出向先で係長に降
格になった。合弁相手の百貨店出身の社長は、「電鉄から
ウチの経理に来たら誰が来ても係長や。」と、言い放った。

世間の目は冷たかった。道ですれ違った後輩は挨拶もせず
目をそむけた。銀行の担当者は「何かあったんですか」と
執拗に訊いた。後に合弁百貨店2社を追い出したあと部長
職にしてもらったが、名誉の回復はなかった。

サラリーマンの値打ちは、名刺の肩書で判断されるという
現実が痛いほど身にしみた。私は会社から渡された係長の
名刺を破り捨て、分厚い用紙で肩書のない名刺を作った。

中小企業診断士になった時、実務補習の先生から「貴殿も
私も同じ中小企業診断士のライバルです。年齢も年数も関
係ありません。」と言われて、僭越ではあるが、これが本
当の「人間関係」だということを知った。


カテゴリ
人事戦略
日時
2020年06月02日21:00
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