日記

日記

【「Jフロント、一転最終赤字」は、当然の帰結か!!】

「J・フロントリテイリングは29日、2021年2月期通期の
連結最終損益(国際会計基準)が260億円の赤字となる見
込みだと発表した。従来計画は50億円の黒字(前期比76%
減)。大丸と松坂屋の経営統合で07年に発足後、テナント
主体の効率運営を図ってきたが、初の赤字に陥る。コロナ
禍で今期は訪日外国人(インバウンド)需要を業績予想には
織り込まない。未定としていた1株あたりの配当は年27
円と9円減らす。」(日本経済新聞_2020.6.30朝刊)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

気の毒とは思うが、その企業体質から当然の帰結だろう。

前職の会社が大丸と接点を持ったのは、梅田出店である。
阪神、阪急の両百貨店が凌ぎを削る大阪梅田の中心部に
大丸が割って入る。どうなることかと注目を集めた。

当時、この問題を調整していたのが、神戸大学経営学部
マーケティング講座の田村正紀先生である。たまたま、
私が恩師の秋山一郎教授(交通論)を訪ねた時に紹介された。
田村先生は、私が阪神社員だと知ると、「阪神と大丸が
地下道で食品売り場を連携して阪急に対抗すれば面白い。
阪神にその意向があるなら自分が話を纏める」と言われた。

私は、その時は、酒の上の話であり自分に関係ないことと
思ったので放置していたが、半年ほど後に上司から田村先
生の話を聞きに行くように言われて、あわててその話題を
会社に報告した。

阪神百貨店は、大丸にその意向があれば話は聞くと言った。
結局、食品売り場の連携は田村先生のアイデアで、大丸の
意向ではなかったので、この話は没になった。

平成に入り、阪神と大阪市が日本一の地下街を企画した時、
形だけのコンペをしたところ、大丸が破格の賃貸水準で横
入りしてきた。既にテナント交渉をまとめていた阪神は、
多くのテナント候補に迷惑をかけることになった。

そして、平成18年12月。その地下街へ出向していた経理
担当者が大丸の出向者と喧嘩をして体調を崩した。後釜に
私が指名されたが、テナント交渉をまとめた阪神社員から
「あの会社へ出向されることには因縁を感じます」という
意味不明の年賀状が届いた。

赴任してみると、阪神出向者は誰が来ても「係長」、30年
年下の大丸出向者は「経理課長」だった。彼は遠慮もなく
「(その歳で)係長なんだってね。」と馬鹿にして言い放った。

3ヶ月後に、大丸は資本と出向者を撤収した。ところが、
大丸出向者のうち、専務取締役は即時早期退職、若手営業
社員も大丸本社は引き取らず、札幌大丸に再就職した。

社の内外で人を大切にしない見本のような会社だった。
コロナ危機を前にして、全社員が心を一つにすることは
無理だろう。


カテゴリ
人事戦略
日時
2020年06月30日11:20
コメント
(0)
トラックバック
(0)


プロフィール

新神戸中小企業診断士事務所

カレンダー

2020 年 07 月

6月 < > 8月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のエントリー

最近のコメント

13年07月28日 04:46
Aubree
社歌を訪ねて_「グンゼ」
13年07月27日 10:04
Lydia
タイガース優勝記念ウイ...
13年07月02日 00:13
森のフクロウ
「歌声喫茶「灯(ともし...
13年06月29日 23:03
新神戸中小企業診断士事務所
「歌声喫茶「灯(ともし...
13年06月29日 16:03
森のフクロウ
「歌声喫茶「灯(ともし...
13年02月15日 21:24
新神戸中小企業診断士事務所
事故発生、その時運転士...
13年02月15日 14:22
アオジル神戸センター
事故発生、その時運転士...
13年01月12日 18:30
新長田/むらかみ
須磨寺商店街&須磨寺散...
12年11月27日 13:33
新神戸中小企業診断士事務所
インターネット接続不良
12年11月19日 22:56
新神戸中小企業診断士事務所
健康茶生活

ヒット数

  • 本日: 97 ヒット
  • 過去30日: 7973 ヒット
  • 累計: 416029 ヒット

RSS

rss1.0

rss2.0

QRコード

フリースペース

管理者に通報

利用規約に反している場合は
管理者までお知らせください。

管理者に知らせる