日記

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【「72時間生存率」】

阪神淡路大震災をきっかけに「72時間生存率」という言葉が
有名になった。

地震が発生した当日に救助された人は80%以上助かっている。
2日目に助け出された人は29%だったが、4日目以降にやっと
救出された人のほとんどは命が助からなかったのである。

一方、地震当日に救助隊が結成されて駆けつけてくれることは
難しかった。時の首相が地震の発生を知ったのはお昼頃だった。
会議の席で差し入れられたメモを見て「エー」と言ったという。

結局、地震当日に助けられた人の多くは家族と近所の人の手で
救出されたのである。ところが、救助を求めている人のそばを
背広を着てネクタイを締めた多くの人が、見て見ぬふりをして
通り過ぎていったという。

「あの人たちは、どうして助けてくれないのか」という疑問が
残った。

当時は、私もサラリーマンだった。多くの会社では、「もし何か
起こったら、家と家族のことは専業主婦の嫁にまかせてすぐに
会社へ駆けつけろ。」と、教育されていた。みんな、心の中では
申し訳ないと思いながら会社へ行かねばならなかったのである。

亡くなられた6,434人の死因で一番多かったのは圧死であるが、
次に多かった死因は焼死である。地震そのものでは助かったのに
延焼してくる火災から逃れられなかった人が7.9%もいるのだ。
会社へ急ぐ人が少しでも救助に手を貸してくれれば、これだけの
人が亡くなることはなかったのではないか。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私自身は当時大阪のIT子会社に経理責任者として出向していた。
地震の翌日、社長から「西宮まで出てきたら車で拾ってやる」と
電話があったが、神戸から西宮へ行くこと自体が不可能だった。
次に総務部長から電話があり、給料振込の手続きが間に合うか取
引銀行に電話を入れるようにと言ってきた。銀行に電話すると、
女性行員は「何かあったんですか。」と言った。
大阪の人でさえ、阪神淡路大震災には関心が薄かったようである。


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神戸の風景
日時
2020年01月14日10:07
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