日記

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【「1.17たどる117人の大切な物」(人と防災未来センター)】

『救援物資の鉛筆、形見の腕時計――。阪神大震災を機に発足した人と
防災未来センター」(神戸市)が、震災を思い出の品で振り返る企画展
「117BOX・いいなの箱展」を開いている。
17日で震災から25年。語り部ボランティアやNPO関係者ら出品者一
人ひとりが、四半世紀にわたり大切にしてきた思い出の品を通じて、
震災の記憶や教訓を発信している。
企画展は2019年10月に約20点でスタート。同センターのホームペー
ジなどで一般向けに出品を呼びかけたところ提供の申し出が相次ぎ、
17日までに117人分がそろう見込みだ。』
(日本経済新聞 2020.1.16朝刊)

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私も、語り部ボランティアの一人としてスタート時に声をかけられたが、
結局何も出品しなかった。

地震の発生以来たくさんのものを見てきた。しかし、あまりにも意外な
信じられない光景ばかりだった。今後の教訓として、しっかりと記憶に
留めておかねばならないと思ったが、カメラを向ける気になれなかった。

私の家庭では、神戸市北区にあった母親の音楽教室の建物が全壊した。
屋根の瓦が全部地面に落ちて、地盤が悪かったため側溝が押し潰された。
室内で転倒したピアノと2台のエレクトーンは持ち出されることなく、
公費で取り壊された建物とともに姿を消した。

跡地には、懐かしい目覚まし時計が転がっていた。母親が教室を始めた
当初の生徒が成人して結婚式をした時の引き出物だった。

私は、記念にとっておこうと思って拾い上げた。ところが不思議な力が
働いて、すぐにその目覚まし時計を元の地面に戻した。

「今あるものは何も持ち出してはならない。
 地震の記憶だけをしっかりと胸に刻んで、モノを残してはならない。」

私は、この時の心理を説明することはできない。




カテゴリ
神戸の風景
日時
2020年01月16日10:13
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