日記

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【病院・・・「業種別経営事例辞典」より】

中小企業診断協会の「業種別経営戦略診断」では、生活関連サー
ビス業の一つとして、病院が取り上げられている。医療法人は、
中小企業診断士の実務従事ポイントの対象にならないため、取り
組む人は少ないかもしれないが、新型コロナウィルスに襲われて
混乱している今、病院に課せられている期待と負担はあまりにも
大きい。

病院経営の特徴は、一般の企業が「商品・サービスの質の向上=
利益の増加」となっているのに対して、「医療の質の高度化=利
益の増加」とはなっていないことである。

病院の収入は、社会保険診療報酬の点数によって決まる。経営の
改善は、診療報酬の改定によるところが大きい。社会保険でまだ
認められていない高度医療は、自由診療として病院が請求金額を
決めることができるが、社会保険で認められた後は、その設備の
費用負担が重くのしかかる。

一般病院の100床当りの収支金額を見ると、72.6%が赤字であり、
特に100床未満の病院の赤字幅が大きい。

次に、病院の組織は専門家集団であり、そこで働く人々は各人が
決められた領域の中で各々の能力を発揮するが、これを一つの経
営組織体としてまとめていくためには、院長が明確な経営理念を
持ち、これを全員に共有させることが必要である。

日頃お世話になっている二つの病院の経営理念は次の通りである。

「中小病院だからこそできる、小回りが利き、敷居が低く、365
日24時間、救急から在宅まで、そして、子供から高齢者まで、
困った時には、当院と思っていただける医療法人を目指します。
そのためにもスタッフの皆がレベルを高め、生き甲斐、働き甲斐
を持てる職場を共に創っていきたいと思っています。」
(神戸M病院)

「◎◎町に唯一の病院である当病院を中心とした、医療と介護の
専門家集団です。昭和54年の病院開設から40年にわたり地域医
療に注力してきました。当院は信頼できるかかりつけ病院として、
病気だけではなくヒトを癒すことを目指しています。そのヒトの
人生観・価値観、家族背景にも目を向けて、優しい医療を実践し
ます。定期的な外来通院だけでなく、救急診療や手術治療にも対
応しています。」
(大阪M病院)

前者は、理事長の方針として、具体的な働き方改革を提案している。
後者は、退院後のために老健や特養、訪問診療を併設している。
「病気だけではなくヒトを癒す」というのが印象的である。


カテゴリ
経営戦略
日時
2020年06月04日14:35
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